今回は引き渡し後1年経過したスモールハウスを紹介します。
桧・カラマツ・杉材等で組み上げられた
「信州健康エコ住宅」です。

なぜか最近目につく片流れ住宅です。
南面の軒の出は深く、
デッキをしっかり風雨から守っています。
この辺り
民家との共通事項です。

片流れの
ウィークポイントは北面の軒天。
日経アーキテクチュアーにも掲載されてましたが
綿密な
漏水しないディテールを要求されます。

1階居間の風景です。
上部は吹き抜けで
南面から朝日がしっかり入ってきます。
総2階吹き抜けなので
将来的に増築コーナーかな。

2階への階段、トイレ前室を視たところです。

2階寝室です。
今回天井は
梁・板類は隠蔽し、白の同色仕上げです。

今回工務店の
施工精度が非常に高く、感銘致しました。
故KU橋さんから紹介された工務店で、電気等の設備類も
奇麗に施工されてました。
写真は構造見学会風景ですが、
右端に奇麗に束ねられた配線類が
見えます。
ハウスメーカーが勢力を伸ばしつつある中、
地域の木材, 地域の建具、家具で造られた
心地良い空間・・・
信州こそ
こんな住まいが建てられるのですね。