巨大な松丸太梁の「和紙体験館」

町場の工務店の車庫に保存された巨大な松丸太梁・・・
末口は70㎝以上あり、伐採時に150年位経過したものでしょうか!?

hari-1.jpg


zinnzya-1.jpg

この巨大な松梁は、下条村・龍獄寺の庫裡の梁に使われていたもので、
再建時期は享和4年(1919年)で、建物だけで100余年経過
250年は使い込まれた松丸太梁という事になります。

今回「和紙体験館」を建設するに際し、「この松丸太梁をホールに再現出来ないか?」
という強い思いが実現、

hari-2.jpg

hari-3.jpg

くみ上げた松丸太梁を吹き抜けホールでみると、巨大さがよく表れ
強度も十分で「もう100年はいけるな」と感じた次第。
松梁の強靭力にほどほど感心・・・

立面1

立面図

外観は太陽光パネルで覆われ、非常に単調ですが、
ホールの空間は、あの巨大松丸太梁が支えているのです。


和紙の元になる「楮」を子供たちが、夢中のなって加工しています。
phot2_20210330103352f88.jpg

phot3.jpg

子供たちの良き体験教育になり、地域の皆様に愛される体験施設となるよう、
願っています。