今回はNPOの仲間と、四国一周した時の体験報告です。
1台の車に4人乗車の節約旅行でしたが、心に残る小旅行でした。
高知県を走っていると、なにやら街並みがすっきりした
集落に(電線等、埋設してたのかな)入りました。
すこし走ると外壁に
ランダムに萱が配置された建物が
現れました。


そう、ここは隈さんの設計された
建物が幾つも点在する「梼原町」だったのです。

庁舎も見学し内部もじろじろ、巨大な木梁の架溝等を見ながら、
「あーだこーだ」言ってると、突然若き町長さんがあらわれ
「寄ってってください」と町長室に案内されました。

森林率91%の「梼原町」では
林業再生をテーマに隈さんとタッグを組み、
次々と秀作を生み出しているとの事。
木造建築の話題でずいぶん盛りあがりました。
80年代の
「ポストモダン建築」を経験した隈さんが、環境問題も踏まえ、森林保全・育成に
転化されたんですね。
あの一時期の
ポストモダンの流れは、一体何だったんでしょうか?
図書館は「新建築」等に掲載される前に体験したものです。
古いブログで恐縮です。


追記ですが「
竜馬の生まれた記念館」にもちょい寄り。
以前建築雑誌にも出ていましたが、プロポーザル入選作なんですね。
それと
「公共建築賞・入選作」で、
しっかり表示してありました。

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天井照明が当時としては珍しく、透明アクリ板の透過性を活用した物でした。
手作り器具だと思いますが・・・
私共の事務所も
「公共建築賞」を受賞しており、なにやら親密感を
感じた次第です。
そのあと月並みですが「道後温泉」「高原カルスト地形」等を見学、
随所を廻り報告出来ませんが、帰路につきました。